1歳3ヶ月でファロー四徴症の根治術をしましたが、まさかの再手術!!Σ(゚д゚lll)ガーン
2ヶ月後に再手術になってしまった我が家ののっしーの話です。
ファロー四徴症根治術の再手術の理由
妊娠8ヶ月頃からわかっていたファロー四徴症。妊娠中から、おそらく手術は2回になるだろう、と聞かされていました。産まれてからもその予定は変わらず、シャント手術&根治術(心内修復術)の予定でした。
ファロー四徴症の心内修復術についての記事はこちらです。
ファロー四徴症の心内修復術(根治術)おわり&その後の心配事。
理由1、心室中隔欠損の糸のほつれ
根治術(心内修復術)の直後から聞かされていた再手術。その理由は意図のほつれです。
のっしーは心臓の上下に穴が開いていたのですが、その心室の方の穴を塞いだ糸がほつれている可能性がある…!!!と!
そんなことあるんや…(*´Д`)
根治術(心内修復術)の後に、カテーテル検査で確認したところやはり血流の漏れがあるとのことでした。左心室から右心房・右心室への血流があるので、再手術でこの穴を塞いだ方がいいですね。と。
のっしーの場合は、このあとヒルシュスプルング病の手術を控えています。ヒルシュスプルング病は、ダウン症の子供に多い合併症のひとつで大腸の病気。心臓が治らないと全身麻酔をかけられないので…ということで、心臓の根治待ちでした。
ヒルシュの手術もあるから早めに穴を塞いだ方がいいのかな?と思っていたのですが、ヒルシュ関係なく、再手術した方がいいレベルとのことでした( ;∀;)
理由2、ペースメーカー回避のため
そもそも、なぜ糸がほつれるようなことが起こるのか?と気になりますよね。
外科の先生的には、ちょっと遠慮して縫ってしまった…という理由があるのです。
糸がほつれてきた、心室中隔欠損の穴のところ。心臓の神経がある場所だそうです。神経って私のような一般人はもちろん見たことはありませんが、通常はクリーム色の線のようなものが見えるそうです。ただし、神経が見えるのは最初の手術のときだけ!!
2回目以降の手術では、心臓の癒着などの問題で神経が見えなくなってしまうそうです。となると、外科の専門医であっても「通常なら、この辺に神経があるはず…」という予測で、神経を触らないように手術をしていくことになるそうです。
今回、糸がほつれてきたのは、まさに神経のある辺りだそうです。もしその神経を触ってしまうと、心臓を動かす神経をダメにしてしまうので、心臓を自力で動かすことができなくなってしまいます。
結果、ペースメーカーをつけることになってしまうから…とのことでした。
誰だってペースメーカーはない方がいいですが、のっしーのようなダウン症で知的障害がある場合は、将来的に自分でペースメーカーの管理ができないから、できるだけペースメーカーをつけないようにしたかった。との配慮でした。
再手術では、ペースメーカーの心配はありつつもきちんと縫ってきます。とのことでした。
う~ん。再手術も嫌だけど、ペースメーカーも嫌だ(*´Д`)
もう母に選択肢はなく手術をやるしかなかったですが、開胸手術はカテーテルとは違いますよね…入院も長くなるし、術後も痛々しいし、できるなら回避したかったけど、今度こそバシっと治すぞ!!ってことで、頑張ってきました。
ファロー四徴症の根治の再手術・術後
再手術で塞ぐ穴も一か所だし、早く終わるかな~ってそんなわけもなく、ガッツリ1日かけて無事再手術が終わりました^^
手術時間:8時半入室で18時頃終了連絡あり。
体重:根治前7000g→根治&再手術後6100g
入院期間:3週間程度
再手術とはいえ、がっつり3週間入院しましたし、体重も落ちました。手術時間も前回と同じくらい長かったですし、待ってる方はソワソワな1日でした。
しかし1番心配していたペースメーカーも回避できたし、心臓はきちんと治せた状態だと思うので、結果的には再手術してよかったです。
のっしーの場合は、取り換えが必要な物は心臓に入っていませんので、このままうまくいけば大人まで手術なしでいけるかな…とのことです^^
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