ファロー四徴症の心内修復(根治)術の予定が前倒しになった理由

ファロー四徴症
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ファロー四徴症のため、出産直後から、2回の心臓の手術が必要だと言われていたのっしー。 1歳も過ぎ、そろそろ2回目の手術が現実的になってきました。

シャント手術後に予定していた状況と、少し変わってきたのでその情報についてです。

当初の心内修復術(根治術)の予定

生後3ヶ月でシャント手術をして、無事退院となったのっしー。2回目の手術を見据えての退院でしたが、当時言われていた心内修復術の目安は、1歳&体重8kgでした。

ただし、心臓の状況が安定していたら…という条件付きでしたが。もし急ぐような状況が出てきたら、この条件を満たしていなくても手術をします。と言われていました。

幸い、のっしーはずっと心臓の状態は安定していて、特に急ぐようなこともなく1歳を迎えることができました。

しかし1歳を迎える頃の体重は、6kg弱と言ったところ。1歳で8kgまで成長しませんでした。2ヶ月ほど風邪が長引いてしまい、なかなか体重が増えない時期があったからかな(*´Д`)。

そこで1歳頃に主治医の先生が、心内修復術を1歳でするのか体重8㎏まで待つのか?という判断をすることになります。「心臓の状況は安定していますし、体重8㎏まで待ちましょう。」ということでした。

やはり体重が多い方が、術後の経過なども良いそうで、この子の今の状態(待てるなら)なら、体重の増加を待った方がよいのではないか、との話でした。

 

変更になった心内修復術(根治術)の予定

しかし、1泊のCT検査入院をした後に予定が変更になります。

普段の外来では、エコーやレントゲンで心臓の状態を診ていました。エコーで見えない部分をCTで見ておきたいということで、検査入院しました。

すると、左右の肺動脈の成長に差が出てきていることがわかりました。

右肺動脈:7mm  左肺動脈:4mm

左肺動脈がほぼ半分の太さしかありません(*´Д`)

 

そこで、体重8kgを待たずに心内修復術をしていきましょう。ということになりました。

 

これだけ左右の肺動脈の差が出てきていると、このまま待っていても差は大きくなっていくだけなので、成長を待つメリットがあまりない。との話でした。まだ1歳ですし、心内修復術の後も心臓は成長していきます。長い目で見た場合での判断なのでしょう。

 

これから手術の予定が決まっていきますが、それまでに体重がさらに増えれば、それはそれで良し!!とのこと。相変わらずミルクにMCTオイルも入れていますし、目標の8kgに近づいてくれると嬉しいかな、と思います。

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