出生前診断を受けなかった後悔はあるのか?ダウン症児育ててます。

ダウン症ブログ
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妊娠中のお腹の赤ちゃんの異常がわかる出生前診断。出生前診断の存在は知っていましたが、私達夫婦は出生前診断を受けませんでした。

まさか私達のところに、ダウン症の子が産まれてくるとは思っていませんでした。

出生前診断をせずにダウン症の赤ちゃんを産んで、後悔はあるのか?個人的な気持ちです。

youtubeでもお話しています。

出生前診断をしなかった理由

37歳での第二子妊娠でした。出生前診断を知りながら、受けなかった理由はいくつかあります。

《出生前診断をしなかった理由》

  1. どんな子が産まれても育てたい!という気持ちもあるから
  2. まさか自分がダウン症の赤ちゃんを産むとは思ってないから
  3. 障害が見つかっても、妊娠中断する勇気がないから

いくつか理由がありますが、大きな理由としては赤ちゃんを諦める覚悟がなかったということです。

逆に、出生前診断を受けた友人がいますが、彼女は「障害が見つかれば赤ちゃんを諦める」とはっきり言っていました。それくらい、強い意思があるのであれば出生前診断を受けてもいいでしょう。

実際に、出生前診断を受けて障害が見つかると90%の妊婦さんが中絶を選ぶそうです。びっくりしました。そもそも出生前診断を受ける妊婦さんは、その覚悟がある方が多いのかもしれません。

とは言ってもまさか~ダウン症の赤ちゃんって800人に1人でしょ~、平凡な私の人生は平凡な子供が生まれてくるわ~くらいにも思っていました。

出生前診断を受けなかった後悔はあるか?

出生前診断を受けなかった後悔は、ハッキリ言ってありません。受けなくてよかったです。

もし出生前診断を受けていたら、ダウン症ののっしーを中絶していたかもしれません。妊娠中も、悩みすぎる日々になったと思います。不安だらけの妊娠生活なんて送りたくないですよね。

 

悩んで悩んで、泣いて泣いて、周りに中絶を勧められるなんて…悲しすぎる( ;∀;)(主人は育てようと言ってくれたと思いますが、母は中絶を勧めてくると思うので)

知らなかったからこそ、妊娠中はハッピーに過ごせました。

 

ダウン症児出産直後の気持ち

生まれるまでダウン症かどうかはわかりませんでした。心臓病の子でも、染色体異常がない子もたくさんいます。

もちろんショックでした。

まさか…!!

でした。

 

でも、この時も出生前診断を受けてればよかった!なんて後悔はありませんでした。そんなことまで頭が回らないくらい、どうしようどうしよう!でしたし、過去の後悔よりも将来どうなるのかな、という不安でいっぱいでした。

ダウン症の子供を育ててみて

信じられないかもしれませんが、自分の子となれば障害があろうが、ダウン症だろうが普通にめっちゃかわいいです!どんな子でも親は自分の子がかわいいもんなんだなって思います。

そりゃできることは人より少ないかもしれません。でもできることも多いですし、やっぱり他人のどんな子よりも断然かわいいです。それでいいじゃないの~^^

だからやっぱり、ダウン症の子を育ててみても、出生前診断は受けなくてよかった、あの時中絶したりしてなくてよかった、って思います。

出生前診断は受けるべきなのか?

これは難しいテーマなのですが、正解はありません。

 

私はダウン症の赤ちゃんだったからこそ、出生前診断を受けなくてよかったです。

でも出生前診断で陰性が出て安心できるのであれば、それは出生前診断を受けてよかった、ということになります。

障害がある子は絶対に受け入れられないから、出生前診断を受けて早く障害がわかってよかったと思う人もいるでしょう。

出生前診断を受けることで障害がわかれば、産まれる前から赤ちゃんを迎える準備ができると考える人もいるかもしれません。

 

ただ出生前診断を受けるのであれば、夫婦で方向性だけは合わせておいた方がいいでしょう。陽性が出たら、どういう決断をするのか。という方向性、現在の気持ちをしっかり話あっておくべきでしょう。

新型出生前診断について、こちらの記事もクリニック選びの参考になさってください。
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