そろそろ妊娠後期も見えてきたな~という感覚の28w4dの妊婦健診。
私が通っていたのは、近所だけどもNICUも完備されている、大きな病院。
4歳長女の出産のときに、切迫早産になったり、NICUにお世話になったりしたので、やはり安心できる病院がよいと思っていました。
この病院なら、何があっても大丈夫。そんな風に思っていました。
大病院ならではなのか、上からのエコーが全部で3回しかないという不思議なシステム。
この日は、その内の1回のエコーをする日でした。
「逆に問題のある方は毎回エコー診させていただきますので^^」なんて主治医の先生に言われ、
あ、私は健康だし、赤ちゃんも順調に育ってるんだな、くらいに思っていました。
サクサクっと健診を終わらせて、幼稚園のお迎えまでゆっくりしたいな~なんて思いながらの
上からのエコー。
しかし、なんとも時間がかかってるんです。
最初は技師の方?が診てくれて、そして主治医の先生。
4歳長女のときは、エコーはサクサクっと終わったのに、こんなに時間かかる?
さらに、ヒソヒソとなんか不穏な空気が流れます。
お腹出して、ちょっと冷えるな~なんて思いながら、
あまりにも時間がかかるので、何か問題でもあるのかな?と気になりだしていました。
素人なのでエコーの画像はよくわからないけど、なんか心臓ばっかり見てるな、と思いました。
「少し気になることがありますので…」
という曖昧な説明を受け、そのままその日に産科部長の先生のエコー診察をすることになりました。
しばらく待って、産科部長の大先生のお出まし。
エコーの機械の前に、たくさんのお医者さんがあつまって画像を見つめる光景は、ドラマのよう。
明らかに、普通じゃない。
私にも、それはわかりました。
産科部長の先生は「お子さんは心臓に少し気になる点があります。」と、私に伝えると、
「あちらで改めて説明します。」と、部屋を移動することになりました。
その日に告げられた診断は2つ。
- 大血管転移症
- 心室中隔欠損症
2つの心臓病を併発している、とのことでした。
心臓病ってだけでも動揺するのに、2つも!!??
私は心臓病と言われただけで、ビックリして、ただただ気になるのは、
「死んじゃうのかな?(‘_’)」ということ。
生きられるのか、死ぬのか?
何歳まで生きられるのか?そもそも生まれてこれるのか?
無知すぎて、何もわからなくて、ただただ動揺しました。
泣いていました。
この日に聞いたのは、「手術が最低2回は必要になるだろう」ということ。
それってつまり、手術をすれば生きられるって言うこと?
「妊娠してから風邪とかひきましたか?」ということで、
母体が原因なのか?なにかウイルスが潜んでいないか、ということで最後に血液検査のための採血。
夫が迎えに来てくれて、頭と心の整理ができないまま、目を真っ赤にしてその日は帰宅しました。
次回は再診をしますので、ご夫婦でいらしてください。とのことでした。
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