埼玉医大で出生前診断&ダウン症児を出産!埼玉医大でできることとは

埼玉医科大学の産婦人科は、毛呂にある埼玉医科大学本院と川越にある埼玉医科大学総合医療センターです。

私は埼玉医科大学総合医療センターでダウン症の赤ちゃんを出産しました。赤ちゃんに心臓病が見つかった妊娠8ヶ月頃に転院しました。それから埼玉医大での検査と出産。埼玉医大でどんなことをしたのか?体験談をまとめておきます。

埼玉医大で受けた出生前診断

まず、出生前診断とは…

出生前診断の目的はいくつかある。妊娠の有無の診断、すなわち胎児が存在しているか、生存しているかの判断なども含まれる。胎児の位置(胎位)や向き(胎向)、あるいは胎児環境が危険なものでないか(たとえば前置胎盤常位胎盤早期剥離など)の評価も重要で、これらは安全な妊娠分娩を迎えるために重要な情報

Wikipediaより引用

出生前診断とは、広い意味では通常の妊婦健診でするようなエコーなども含まれるようです。血液検査でダウン症などの遺伝子検査をするNIPT(新型出生前診断)のように、特別なことではなく妊婦さんなら誰でもやっているような検査のことなのですね。

★出生前診断とは、超音波(エコー)検査のような「形態異常」を調べる検査と「染色体異常」(ダウン症など)を調べる2種類の検査があると言われています

私は妊娠8ヶ月で赤ちゃんに心臓病がみつかり、埼玉医大に転院しました。妊娠初期に受ける染色体異常を調べる出生前診断は受けていませんでした。通常の妊婦健診でのエコーで見つかった形態異常です。そこで埼玉医大の先天性心疾患胎児診断の専門のドクターにエコーで胎児の心臓を診てもらっていました。

すでに妊娠8ヶ月ということもあり、遺伝子検査などはしませんでした。心臓病=ダウン症ではない。という言葉もいただきましたし、正直心臓のことで頭がいっぱいでした。

私の場合は、一般的な妊婦さんの妊婦健診と違う内容といえば、この胎児健診のエコーのみでした。あとは埼玉医大の周産期医療センターでどう安全に赤ちゃんを産むか、産後は赤ちゃんの心臓に対してどのような治療をするか、ということが大切でした。

胎児の心臓以外は特に変わったこともありませんでしたので、これ以上の特別な検査も必要なかったのでしょう。このときはダウン症かはわかっていませんでした。胎児診断の先生には「脳と心臓だけは特別だから、きちんと診ておかないとね」と言われたのが印象的でした。

結局、3回ほど胎児診断をしていただき、そのまま埼玉医大で出産しました。

埼玉医大でダウン症の赤ちゃんを出産

赤ちゃんに心臓病があっても、通常分娩できるそうです。ギリギリまで通常分娩の予定でした。

しかし妊娠36週辺りの健診で、突如逆子になっていたことが理由で帝王切開に!!これは赤ちゃんからのメッセージで、「通常分娩は耐えられないから、もう切っちゃって~」と言ってるのかな、と思いました( ゚Д゚)帝王切開なら予定がわかるので新生児医の先生も立ち合いできますし、私としてはよかったと思ってます。

帝王切開で生まれた赤ちゃんは、あっという間にNICUに運ばれてきました。

産まれてからすぐに心臓の検査をしたようですが、先天性心疾患胎児診断での診断とほぼ同じでした。すごい!すごすぎる!!出生前診断(先天性心疾患胎児診断)は、出産前に予定していた薬を産まれてすぐに使うことができたり、私の心の準備ができていたりとメリットがたくさんありました。

埼玉医大で出生前診断ができる妊婦・できない妊婦

胎児に形態異常などの異常があって転院する妊婦さんには、きちんと合った検査を病院がしてくれるはずです。胎児の心臓などに異常がある場合は、どんな妊婦さんでも受け入れていただけるはずです。

毛呂にある埼玉医大本院では、染色体異常を検査する出生前診断を受けることもできるそうです。ただし埼玉医大は出生前診断の認可施設になるので、受けられるのは条件を満たした妊婦さんのみ!どんな妊婦さんが埼玉医大で出生前診断を受けることができるのでしょうか?

埼玉医大で染色体異常の出生前診断ができる妊婦さん

埼玉医大は新型出生前診断の認可施設となりますので、妊婦さんに条件があります。

★埼玉医大で新型出生前診断が受けられる妊婦さんの条件★

  1. 出産予定日で35歳以上であること
  2. 過去に染色体異常の子供を出産したことがあること
  3. 夫婦どちらかが染色体異常の保菌者であること

上記のいずれかに該当すること

埼玉医大での出生前診断を受けることができない妊婦さんは埼玉でのおすすめ新型出生前診断をご覧ください。

埼玉医大での新型出生前診断niptについてはこちらをご覧ください。

遺伝カウンセリング
  • 1回30~60分程度
  • 検査前後2回必須
  • 夫婦参加必須
  • 当日検査不可
  • 費用は約5,000円/時間
出生前遺伝学的検査 (NIPT)約210,000円/回
かかりつけ医からの紹介状必須
埼玉医科大学本院へのアクセス
住所埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷38
受付時間8:30-11:00(初診)
8:30-17:00(再診)
※紹介状がない場合、診察料に加えて選定療養費(5,500円)支払が必要。
電話番号049-276-1111(代表)
休診日日曜日、祝日、年末年始
電車 東武越生線 東毛呂駅下車徒歩約20分
JR八高線  毛呂駅下車徒歩約3分
バス東毛呂駅発、高麗橋駅発、飯能駅発 埼玉医科大学病院行き
駐車場は敷地内にいくつもありますが、敷地が広いため時間に余裕をもってくださいね。

埼玉で新型出生前診断niptができるクリニック

埼玉医大では条件が合わないという妊婦さんにおすすめのクリニックが無認可クリニックの新型出生前診断です。

「NIPTの無認可クリニック」は大学病院にはないメリットも多いです。

  • 無認可クリニックは35歳以下でも受けられる
  • 予約から検査、結果報告までが早い
  • 紹介状不要
  • 夫婦同伴不要

コメント

タイトルとURLをコピーしました